2013年10月7日月曜日

トップウォーター カープ フィッシング by コイ太郎

日曜日は、弟家族を連れ立ってトップウォーター・カープ・フィッシングをスポーティーかつスタイリッシュに(?)エンジョイして来ました。

用意するのは、ある程度パワフルなタックル、食パン(5枚切りを10枚にカット)、そしてC.C.Baitsコイ太郎

コイ太郎は、カープ・フィッシング専用のフロートリグ。

こいつの良いところは、
 
カメに噛み潰されない表面強度と(これ重要)、
 
投げやすい重量、
 
流れに乗りやすくフッキングも決まりやすい浮力、
 
遠くまで流しても目で追いかけやすい大きさ、
 
などなど。

ふざけているようで、実に良く練られている(笑)


それと、「これはトップウォーターフィッシングの一ジャンルだ!」と釣友に吹聴しても大丈夫なくらいの視覚的面白さ

鯉が食パンに食らい付くと、ド派手に反応が出る(これも重要)。

実際のところ、鯉を釣ることだけが目的であれば、食パン直付けでも十分釣れますよ(笑)

しかしパン直付けは、キャスティングが難しかったり、食パンが水分を含んで沈んでしまうと長距離ドリフトが出来なくなる、といったような欠点があり、何よりも視覚的な面白さに欠けます。

コイ太郎を使った釣りには、エサ釣りの合理性ルアー釣りが持つゲーム性がバランス良くミックスされているように思います。




コイ太郎のカラーに関しては、無難に“白”の方がいい具合に食パンに紛れてくれるので、見切られにくいような気がします。(ここだけやけに合理的・・・)

まずは、流化物を待ち伏せしているヤル気の高い鯉がついていそうな“流れの筋”に向かってちぎった食パンを投入。
(耳の部分と白身の部分のどちらが効果的なのか、現在模索中)

これを“チャミング”と言います。
(“撒き餌”と言うのもアレなんで・・・)

鯉が表層を流れ落ちる食パンをハムハムと食べ始め活性がアップしてきた所で、おもむろに食パンをつけたコイ太郎を投入!

どんぶらこ、どんぶらこ、とコイ太郎を下流へと流します。

この時、コイ太郎にテンションが少しでも掛っていると、だいたい見切られてしまいます。

いや、本当です(笑)

つまり、ラインスラッグを上手く放出しつつ、コイ太郎にテンションが掛らないよう“ナチュラルドリフト”で流さなければなりません。
あくまでも、フワフワと自然に流れ落ちる食パンを演出すること。

相手が鯉だからと言って侮っては行けません。(これは落鮎パターンのトレーニングになるかも・・・?)

ヒットすると鯉がコイ太郎の浮力に対して違和感を覚えるのか(?)水面が「ドババッ!」と割れたり、横方向に猛スピードで引き込んだりするので、視覚的にも非常にエキサイティング!

特に横方向へのスピーディーかつトルクフルなファイトは、どこかシイラを彷彿とさせるものがある、と思ったりも。ジャンプはしませんけど(笑)

この釣りのコツを掴んだ小学1年生の甥っ子にも、20m先でヒット!鯉は右に左に猛ダッシュ、今にも葦際に突っ込まれそう!


















喜びと興奮を隠せない様子(笑)


ちびっ子たちはもう大興奮!

釣り堀なんか目じゃないぜ!

でも、ちょっと目を離すと、食パンをムシャムシャと頬張り始める(笑)

ヤル気のある鯉が待ち伏せしている流れの筋、チャミングのタイミング、ナチュラルドリフトなど、コツさえ掴めば誰でもコンスタントに釣れるようになるでしょう。

ちなみに、この釣りの最大のライバル、それはアメリカからやって来た外来種のミシシッピーアカミミガメ

なんだか異常繁殖しております・・・(汗)
カメが食パンがかじると、鯉の爆発的な反応とは違い「ポワンポワン」としたアタリがコイ太郎に出ますので、その時はフッキングする前にさっさと回収した方が無難でしょう。

それと、フックを予めバーブレスにしておけば、万が一カメがヒットしてしまったとしてもプライヤーで速やかに外す事が可能です。

※カメを素手で触る際に、指を噛まれて怪我をする可能性もあるため、くれぐれも注意してください。



洒落でトップウォータープラグに食パンを着けて流してみたりもしていますが、何故か見切られる・・・
ポイントのスレの進行度にもよるのでしょうけど、鯉が違和感を覚えにくい色や形があるのかもしれません・・・



コイ太郎と食パンによって比較的簡単に釣れるとは言っても、相手は同サイズのシーバスよりも重量とトルクを備えた魚ですから、確実にキャッチできるタックルで望んでいます!
お、重い(汗)




<タックルデータ>
ロッド:ZENAQ GLANZ B73, ZENAQ GLANZ B69 
リール:US DAIWA Lexa300 HS-P, ABU REVO BIG SHOOTER COMPACT
メインライン:PE5号, PE3号
リーダー:ナイロン30lb 
フック:がまかつ タマンスペシャル 16  ※バーブレス化を推奨



5 件のコメント:

  1. この前、話してた鯉太郎ですね^^

    コ式よりこっちの方が面白そうな感じ。。。

    子供たちも楽しかったでしょうね。
    僕もランカーコイを探しに大和側に行こうかしら…

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    1. 元祖のアレとコンセプトは一緒なのですが、こちらの方が価格も少し安くて長持ちすると思いますよ(笑)

      実は、一級河川の巨鯉相手にどこまで通用するのか、試してみたいなと思っていた所だったのですよ!

      僕たちがやっている川だと、大きくてもせいぜい70cm台なので・・・

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  2. た、楽しそう(;´д`*)ハァハァ
    ボガってコイの口にも掛かるんですね。。。

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    1. ヒットしたら水面が割れるので面白いです!
      背ビレを出しながら突進して来たりも(笑)

      コイの口にはフィッシュグリップのひっかかる場所があると思いますよ。ボラは良く滑りますけど(汗)
      ボガ以外でも掴めると思いますが、うーん???試したことがないので・・・

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    2. 大切なことを書き忘れてました。

      ポイントはシャローを選んだ方が、コイが背ビレを出して突っ込んできたり、左右に走り回ったりするので、面白いです(笑)

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